2008/03/30

京都デザインフォーラム(3)のつづき

原教授のお話のつづき。

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Local を Global に変換しよう。
自分の文化を自分で理解し、それを世界の文脈にのせることが大切である。
Localな情報をGlobalへと変換しないといけない。

日本のデザインは simpleではなくemptinessである。
emptinessとは空っぽという意味だけではなく
もともと何もないのでどんなモノでも受け止める(受け入れる)ことができる。
つまり、受容の可能性がある状態だということである。
例えば、茶室。
これは、究極のemptinessな空間である。
何もない空っぽの空間だが、桜の花びらが一枚落ちているだけで
そこは満開の桜の下にいるという演出が出来あがる。
イメージの共有が出来る茶室という小さな劇場なのである。
空っぽ(emptiness)だからこその空間演出。
そう、日本のデザインは simpleではなくemptinessなのである。
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原教授のお話の中のほんの一部ですが
とてもわかり易く、興味をそそるお話でした。
デザインってやっぱり面白いなぁと再確認しました。


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